テスト投稿
なかなかじっくり文章を書くという時間が取れず、1年近くぶりの更新となってしまいました。 これから物理や数値計算関係の投稿をしていこうというところなのですが、その前にはてなブログとMarkdownの機能を試すためにお試しで投稿してみます。
Markdown全般について
Markdownの全般的なことは、
- Markdown記法 サンプル集 - Qiita
- はてなブログでよく使うMarkdown記法(+はてなブログ記法)のまとめ - Noblesse Oblige 2nd
- はてなブログのMarkdownの書式まとめ - nasust life blog
- はてなブログで高速に記事を書けるMarkdown記法チートシート - No Hack No Life
などのページを参考にしました。
数式の挿入について
はてなブログの場合、数式は
[tex: ... ]
のように入れるのが良さそうです。 ただし、'[', ']', '^', '_'などの記号はエスケープしないとうまく表示されないことがあるので注意が必要です。
例として、
[tex: x = \dfrac{-b\pm\sqrt{b\^2-4ac}}{2a}\]]
とすると
のようになります。
更に、数式番号やラベルを付けることもできました。例えば、
[tex: W=\dfrac{\Gamma}{2\pi i}\log\sin\left(\dfrac{\pi z}{l}\right)-\dfrac{\Gamma}{2\pi i}\log\sin\left(\dfrac{\pi}{l}(z-h)\right) \tag{1}\label{Karman}]
とすると、
のように表示されます。 このラベルは後から参照することもできます。
ついでにメモをしておくと、ベクトルを表す際によく用いられる太字の斜体は
[tex: \boldsymbol{F}]
とすると、 のように出せます。
数式の挿入については、以下のページを参考にさせていただきました。
数式に関してはMathJaxとの兼ね合いなどで複数の記法が存在しているようです。 使いやすい記法を求めてもう少し試行錯誤してみるかもしれません。
画像の挿入
ここでは画像の挿入を試してみます(以下の数学的な部分は適当です)。
上の式()は2次元ポテンシャル流において、平行渦列というものの複素速度ポテンシャルを表す式なのですが、
の場合は、特にKármán渦列と呼ばれます。 平行渦列の流れ関数(複素速度ポテンシャルの虚部)をカラープロットしてみると以下の図のようになります。
このプロットはJupyter+SymPyを使って描きました。
Amazonへのリンク
上のKármán渦列に関する記述は、以下の本の9.3節を参考にしました。

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初めまして
ブログ始めました。
ここでは、自分が勉強したり考えたりしたことの中で、面白いと感じたこと、記録しておきたいと思ったことを公開しようと思います。
当方、物理系の大学院生(修士)をやっておりました。
このブログをはじめたきっかけは、ちょうど学校を卒業し、勉強に一区切りがついたのを機に、一度学んできたことを整理してみようと思い立ったからです(文章の練習という側面もありますが)。
私個人の感覚ですが、最先端のことを深く、隙が無いように掘り下げて研究していくこととは別に、自然現象そのものと、自然現象を理解するために先人たちが築き上げた理論体系を工芸品を眺めるように鑑賞することにも楽しさがあると思います。 このブログでも後者の立場でカジュアルに記事を作っていきたいと思います。
ネットの世界では、ことプログラミングに関しては、技術的な記事を公開している方が数多くいらっしゃいます。 流行り廃りの激しいIT関係では多くの人が独学を強いられ、そうしたtipsが役に立つからでしょう。
一方で物理ではEMANの物理学などが有名です(このサイトからはいろいろ影響を受けました)が、あまり数が多いわけではありません。 このブログではハウツーやトラブルシューティングの物理版も意識しています。
しばらくは専門分野であった物理の基礎となる部分をレジュメの形で書いていく予定です。 もちろんブログですし素人なので厳密性も正確性もありませんが、一方で、簡潔さ、スピード感を重視し、有り体に言えばこういうことだよね、という感覚を伝えられたらと思います。 そのあとは、いわゆる教科書的なものを離れて、自分が興味あることに話題をシフトさせていくつもりです(そんなに続けばだが…)。
よろしくお願いします。